Jリーグの名勝負から大規模コンサートまで、年間を通して多彩なドラマが生まれる「味の素スタジアム」
特に初めてこの地を訪れる方や、遠方から駆けつけるアウェイサポーターの皆さんにとって、
「迷わずたどり着けるかな?」
「どのくらい混雑するの?」
といった不安はつきものですよね。
この記事では、東京ヴェルディのホームゲームをモデルケースに、アクセス方法から、スタジアムを120%満喫するための情報までを徹底解説します!
スタジアムの基本情報

一歩足を踏み入れれば、視界に飛び込んでくるのは約4万8,000人を収容する圧倒的なスケール感です。
正式名称は「東京スタジアム」ですが、現在はネーミングライツにより「味スタ(あじすた)」の愛称で呼ばれています。
▼ 味の素スタジアムの基本情報
| 正式名称 | 東京スタジアム |
| ネーミングライツ | 味の素スタジアム(味スタ) |
| 所在地 | 東京都調布市西町376-3 |
| 収容人数 | 約4万8000人 |
| アクセス | 京王線「飛田給駅」 徒歩約5分 |
| ホームクラブ | 東京ヴェルディ FC東京 |
2つのクラブが使用する「ダブル・ホーム」

このスタジアムの特徴の1つは、Jリーグの2つのクラブ「東京ヴェルディ」と「FC東京」が共に本拠地としていること。
同じピッチでありながら、試合日によってスタジアムが「緑」にも「青赤」にも染まる。世界でも珍しい熱いライバル関係を見守り続けている場所です。
日本初!公共施設で「ネーミングライツ」の先駆け
今ではすっかり当たり前になったスポーツ施設の「命名権(ネーミングライツ)」
実は、その日本における先駆者こそが、この味の素スタジアムです。
2003年、公共施設としては日本で初めて導入され、それまでの「東京スタジアム」から「味の素スタジアム」になりました。
どこからでも見やすい!「2層構造」のスタンド席

味の素スタジアムは、陸上トラックを備えたスタジアムですが、「どの席からも試合が観やすい」2層構造のスタンドになっています。
観戦スタイルに合わせて、自分にぴったりのエリアを選べるのが味スタの醍醐味です。
- 下層スタンド
ピッチとの距離が近く、選手同士が激しくぶつかり合う音や、スピード感を肌で感じることができます。
サポーターの熱気もダイレクトに伝わるため、一緒に盛り上がりたい方に最適です。 - 上層スタンド
スタンドに適度な傾斜があるため、陸上トラックを飛び越えてピッチ全体を俯瞰(ふかん)できます。
チームの陣形やパスコースが手に取るようにわかるので、じっくり戦術を楽しみたい派の方におすすめです。
自分の座席がわからなくなったら?

巨大なスタジアムだと「自分の席にたどり着けるかな?」と不安になるかもしれません。
チケットに書かれた「アルファベットと数字」の意味さえ知っておけば、迷うことはありません。
チケットに記載されているアルファベットは、スタジアムのどの方角のスタンドかを指しています。
| アルファベット(エリア) | 特徴 |
|---|---|
| M(メインスタンド) | 選手入場やベンチが目の前 |
| B(バックスタンド) | ピッチ全体がバランスよく見える |
| N(北スタンド) | ホームサポーターが応援するエリア |
| S(南スタンド) | 主にアウェイサポーターが応援するのエリア |
「自分の席からピッチがどう見えるか、事前に確認しておきたい!」という方は、味の素スタジアムの公式ホームページをチェックしてみるのがおすすめです。
スタジアムへのアクセス方法

味の素スタジアムへのアクセスは、大きく分けて「電車」「バス」「自家用車」の3つがあります。
それぞれの特徴を知って、当日のスケジュールに合わせた最適なルートを選びましょう。
電車でアクセス(京王線「飛田給駅」を利用)

味の素スタジアムへ向かう際、最も多くの来場者が利用し、かつ最もおすすめなのがこのルートです。
最大の魅力は、なんといってもその近さ。 駅の改札を出てからスタジアムの入り口まで、徒歩わずか約5分という抜群のアクセスを誇ります。
▼ 飛田給からのアクセス
| 最寄り駅 | 京王線「飛田給駅」 徒歩約5分 |
| 新宿駅からのアクセス | ・通常時 → 約26分(調布駅で快速以下に乗換) ・臨時停車約 → 約20分(飛田給駅に直接停車) |
Jリーグの試合や大規模コンサートが開催される日には、来場者の利便性を高めるため、普段は通過する「特急」や「急行」が飛田給駅に臨時停車します。
これにより、新宿方面から乗り換えの必要がなく、短時間でスタジアムまでアクセスできるため非常に便利です。

臨時停車の有無や詳細な時間帯については、イベントごとに異なります。
お出かけ前に必ず京王電鉄の公式サイトや、東京ヴェルディ・FC東京(または各イベント)の公式サイトで最新の運行情報を確認することをおすすめします。

試合終了後は駅周辺および構内が大変混雑します。
特に多くの観客が集まる日には、安全確保のため改札への入場規制が行われる場合もあります
帰りの移動には十分な時間の余裕を持ち、あらかじめICカードのチャージや切符の購入を済ませておくなど、事前の準備をおすすめします。
電車でアクセス(西武多摩川線「多磨駅」を利用)
JR中央線方面からアクセスする場合は、武蔵境駅で乗り換えて西武多摩川線「多磨駅」を利用するルートも選択肢の一つになります。
このルートの最大の魅力は、なんといっても飛田給駅周辺の激しい混雑を回避できること。人混みのストレスを少しでも減らしたい方には、検討の価値があるルートです。
▼ 多磨駅からのアクセス
| 最寄り駅 | 西武多摩川線「多磨駅」 徒歩約30分 |
| 新宿駅からのアクセス | 武蔵境駅で西武多摩川線に乗り換え → 約40分 |
混雑を避けられる反面、駅からスタジアムまでは徒歩約30分かかります。
飛田給駅(徒歩約5分)に比べると移動距離がかなり長くなるため、土地勘のない「初めての方」や「アウェイ遠征の方」は、やはりアクセス抜群の「飛田給駅」を利用するのがおすすめです。

路線バスでアクセス
スタジアム周辺は路線バス網も充実しており、武蔵境駅や狛江駅、調布駅などの周辺各駅からバスに乗り換えてスタジアムを目指すルートも便利です。
「駅から長く歩くのはちょっと…」という方や、中央線・小田急線沿線からお越しの方には、有力な選択肢となります。
行きはスムーズでも、イベント終了後の帰宅時は注意が必要です。
試合やライブが終わった直後の時間帯は、スタジアム周辺の道路が大変混雑します。
バスに乗車できたとしても、渋滞の影響でなかなか進まず、駅に到着するまでに予想以上の時間がかかってしまう場合があります。
「帰りの新幹線の時間が決まっている」など、後のスケジュールがタイトな場合は、時間が読める電車(徒歩ルート)を選ぶのが無難です。
▼ バスアクセスの一例
| 最寄り駅 | 乗り場 | 降り場 | スタジアムまで |
|---|---|---|---|
| ① 調布駅 | 北口12番乗り場 | 荻野原住宅 | 徒歩6分 |
| ② 武蔵境駅 | 南口3番乗り場 | 浄水場 | 徒歩10分 |
| ③ 武蔵小金井駅 | 南口6番乗り場 | 浄水場 | 徒歩10分 |
| ④ 狛江駅 | 北口1番乗り場 | 浄水場 | 徒歩10分 |
詳しいバスの乗り場や時刻表については、各種「乗り換え案内アプリ」や、「味の素スタジアム公式サイト」のアクセス案内を必ずご確認ください。
当日の運行状況や乗り場を事前に調べておくことで、現地で迷うことなくスムーズに移動できます。
自転車でアクセス
調布市や府中市、三鷹市など、近隣にお住まいの方であれば、電車の混雑とは無縁の「自転車」での来場も可能です。
スタジアムの北側駐車場エリアには駐輪場が設けられており、地元サポーターの心強い味方となっています。
ただし、Jリーグのビッグマッチや大規模コンサートなど、イベントの規模によっては駐輪場の場所や運用ルールが変更になる場合があります。
当日は現地の案内看板や係員の指示に従い、マナーを守って利用しましょう。
自家用車でアクセス
Jリーグの試合や大規模イベント開催時、一般来場者による車での来場は、渋滞緩和や近隣への配慮から原則として推奨されていません。
「それでも車で行きたい!」という方もいらっしゃるかと思いますが、以下のリスクと現状を事前に把握しておくことが大切です。
スタジアム付属駐車場は使えない?
スタジアムの敷地内にある駐車場は、基本的に「関係者・事前予約者専用」となり、一般向けの開放はほとんどありません。
「行けばなんとかなる」と思って直接乗り入れるのは避けましょう。
一部のイベント(東京ヴェルディのホームゲームなど)では、スタジアム北側駐車場が一般向けに開放される場合があります。
利用方法: 「Jリーグチケット」などで事前に駐車券の購入が必要です。
注意点: 台数はかなり限られているため、発売直後の確保が必須です。
周辺コインパーキングと「2つのリスク」
飛田給駅周辺にはコインパーキングがいくつか点在していますが、イベント開催日には以下のハードルが待ち受けています。
- 満車リスク
当日は早い段階で満車になる可能性が極めて高く、駐車場を探して彷徨う「駐車場難民」になる恐れがあります。 - 料金の高騰
イベント開催日は「特定日」として設定され、通常よりも料金が高額になっていたり、最大料金(上限)が撤廃されていたりすることがあります。
【保存版】それでも車で行きたい方へ!
「リスクはわかったけど、家族連れだしどうしても車で行きたい…」
「満車や高額料金を避ける裏技はないの?」
そんな方のために、味スタに通算100回以上車で通い詰めた私が、実体験から厳選した「おすすめでお得なコインパーキング」を別記事にまとめました。
少し歩くだけで確実に停められる穴場や、料金を抑えるコツを公開していますので、車での来場を検討中の方は必ずチェックしてみてください!

ホームゲーム開催時の様子(東京ヴェルディ向け)

味の素スタジアムの楽しみは、90分間の試合だけではありません。
キックオフの数時間前から、スタジアム周辺はお祭りムード一色!一日中遊び尽くせる空間が広がっています。
東京ヴェルディのスタグル「フードヴィレッジ」(あじパン・あじペン広場 他)

東京ヴェルディのホームゲームでは、スタジアムの北側広場や外周コンコースに「フードヴィレッジ」が出現します。
店するお店やメニューのラインナップは、試合ごとに変わります。
「今日は何を食べようかな?」と計画を立てるのも楽しみのひとつ。
最新の出店情報は、東京ヴェルディ公式サイトの「スタグル情報」や「試合ごとのイベント情報」を必ずチェックしてくださいね!
スタグルの一例:2026年2月8日開催「水戸ホーリーホック戦」のスタグル
VERDY FOOD STAND(バックスタンドコンコース)

バックスタンド側のコンコースには、クラブ公式の飲食売店「VERDY FOOD STAND」がオープンします。
チームカラーである「緑」のドーナツは、見た目も鮮やかで写真映え間違いなし!

ファン必食!「選手コラボメニュー」
試合によっては、「選手プロデュース」の限定メニューが登場することもあります!
スタジアム常設の売店(コンコース内)

イベント限定グルメだけでなく、スタジアム内にはいつでも私たちのお腹を満たしてくれる8つの常設売店も完備されています。
- 安定のラインナップ
焼きそば、フライドポテト、生ビールなど、スポーツ観戦の王道メニューが揃っています。
キッチンカーの行列を回避してサッと食事を済ませたい方におすすめです。 - お店の場所
各売店の詳しい場所やメニューは、味の素スタジアム公式ホームページから確認できます。
イベントの規模や種類によっては、一部の店舗が営業しない場合もあります。
あらかじめご了承ください。
初めての観戦でも安心「観戦ガイド」
「チケットはどうやって買えばいいの?」
「おすすめの座席や、応援のルールが分からなくて不安…」
そんな時は、東京ヴェルディ・FC東京の公式サイトにある「初めての観戦ガイド」をチェックしてみましょう!
- 写真付きで解説
実際のチケット画面や座席からの見え方などが写真付きで丁寧に紹介されています。 - 不安を解消
観戦マナーや応援の仕方も分かりやすくまとめられているので、予習しておけば当日はリラックスして楽しめます。
【写真で解説!】スタジアム外周とスタンド席
ここからは、スタジアムの各所とスタンド席について写真付きで紹介します。
チケットを購入する際の座席選びの参考にしてみてください!
メインスタンド側の入り口(正面)

コンコース(ホームゴール裏入り口)

北スタンド1階(ホームゴール裏)

北スタンド2階(後方)

バックスタンド1階

バックスタンド2階

南スタンド(アウェイゴール裏)

メインスタンド2階

味パンダ広場(グッズ・イベント・スタグル)

記事のまとめ
最後に、味の素スタジアムで観戦する際の重要ポイントを3つにまとめました。
これだけ押さえておけば、当日の準備はバッチリです!
- 最寄り駅は京王線「飛田給駅」一択
試合やイベント開催日は、新宿から「特急」などが臨時停車します。 - キックオフ前から全力で楽しもう
スタジアムは試合が始まる前から既にエンターテインメント空間です。
特に、美味しいグルメや楽しいイベントが満載の「スタグル」は必見! - 自分に合った「特等席」を見つけよう
熱気を感じる席、全体を冷静に見渡せる席など、どの座席にもそれぞれの長所と短所があります。
自分の観戦スタイルに合わせて最適な座席を選んでみてください。
スタジアムへの行き方や、試合当日の様子はイメージできましたか?
この記事が、移動の不安を解消し、快適にサッカー観戦を楽しむための準備の一助になれば幸いです。
ぜひ余裕を持って到着し、試合もイベントも思い切り楽しんできてください!


